あおり運転に関する法律や罰則は?

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ドライブレコーダーの売り上げが爆上がりしている原因として「あおり運転」が増えてきているという事が考えられます。厳密にいえば「あおり運転」が増えてきているというよりドライブレコーダーやスマホが増えたことで「証拠となる動画が増えてきている」と言った方が正しいのでしょうが。このページでは「あおり運転」に焦点をあて、法律でどこまで「あおり運転」を規制できるのか?罰則などはあるのか?を調べてみました

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あおり運転をし易い輩の傾向

あおり運転

毎日のようにテレビで報道されている「あおり運転」。

あおり運転をし易い人の特徴は、こういった輩が多いようです。

万能感による勘違い・・・ハンドルを握った瞬間に自分が大きくなった、偉くなったような錯覚に陥り無謀な運転をしてしまう。(大きな車や高級車に乗っている人ほど多い)

自分は運転が上手だと思う幻想・・・万能感により無謀な運転を繰り返すも、これまでたまたま無事故で済んでしまった場合に起こる「自分は車をコントロール出来ている」という幻想。事故が起きなかったのは周りがぶつかりたくないから避けたり安全運転をしていただけで、必ずしも運転能力が高いわけではないのに勘違いしてしまっている。

感覚刺激欠乏者・・・高いビルにぶら下がったり、絶叫マシンやバンジージャンプなどの危険行為が好きなタイプ。走り屋系に多い。

悪いことをして目立ちたい単なるバカ・・・ヤンキーを見れば一目瞭然。学力が乏しく他と違った格好や行為でしか自分を目立たせることが出来ない悲しい人種。毎年ニュースで話題になる成人式の壇上に上がろうとして警備員に押さえつけられるバカや周りに迷惑を掛けることが生きがいの暴走族など。バカッター動画、バイトテロなどもこれらと同じ系統。バカで低所得のため軽自動車に乗っていることが多い。

性格・・・気性が荒い(自分勝手で攻撃的)、自分を正当化(周りの運転が下手、事故の原因は相手にある)、感情的(逆ギレの心理が働きやすい)。ヤンキー、暴走族、ヤクザなどが分かりやすい。

あおり運転をし易い輩の傾向はだいたいこんな感じです。まず真正面から相手にしないことです。こちらが幾らまともなことを言っても全く話がかみ合いません。

最悪の場合常磐道で起きたあおり運転後の暴行事件や、東名高速で起きたあおり運転後の夫婦死亡事故につながる恐れもあります。

こういう人種は向こうがどんなに無謀な運転をしていても自分を正当化しようと必死に抵抗してきます。それがあおり運転や暴力事件ににつながるのです。

対処方法としては、「ドアロックをして窓を閉め切り相手にしない」というのが一番最善策です。

口論になっても「自分は正しい」と思っているのですから話になりません。

たとえこちら側が腕っぷしに自信があっても相手にしてはいけません。

下手に手出しをすると喧嘩両成敗で両方逮捕になってしまうこともありえますから。

バカ相手に怪我したり罰金払ったり前科が付いたりするのは馬鹿らしいですからね。

高速道路であおり運転に出くわしたらできるだけ早めに左側の路肩に停車してドアロック&窓を閉め切り110番通報しましょう。

できたらスマホなどで動画撮影して証拠を残すのも手ですが、それを見て相手が逆上する可能性もあります。(多くは動画撮影していることが分かるとスゴスゴと退散することが多いようです)

「あおり運転は」近年増え始めたという事ではなく、ドライブレコーダーやスマホが普及したことで単に「明るみに出やすくなった」ということでしょう。

あおり運転をし易い人種の数は以前と変わらないと思った方が良いでしょう。

こうしたあおり運転をする輩を何とかギャフンと言わせたいところですが、法律の整備が追い付いていないというのが現状です。

次の項目でそのあたりを調べてみました。

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あおり運転に関する法律や罰則は?

東名事故

東名高速で起きたあおり運転後のトラックが衝突したことによる夫婦の死亡事故は、犯人の懲役18年という実刑判決が出ました。

この事件は「車を降りてからの事故は危険運転致死傷罪に当たるのか否か?」が争点になり話題になりました。

結論としては、「追突事故を誘発した事は危険運転致死傷罪に当たる」ということで懲役18年という実刑判決になりましたが、もしこれが「危険運転致死傷罪に当たらない」という判決の場合、懲役の年数もっと少なかったかもしれません。専門家からは「殺人罪」として扱うべきだという声も上がっていました。

遺族の心情を察すると懲役18年でも少ないというのが本音でしょう。

「犯人をぶっ殺したい」と思うのが正直なところではないでしょうか。

この事件の場合は死亡事故までになってしまったから懲役18年という実刑判決まで至ったわけですが、あおり運転自体には罰則の法律が無いというのが現状です。

あおり運転をされたが故に事故を起こしてしまったという例は実は沢山あるのだと思います。

近年ドライブレコーダーの普及によりやっと証拠として残せるようにはなってきましたが、過去には泣き寝入りするしかないという事例も沢山あったでしょう。

あおり運転に対する罰則は今のところありませんが、東名高速の事件以来警察も取り締まりを強化してきているようです。

●道路交通法(車間距離の保持)

第二十六条 車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。

この車間距離の保持義務を取り締まり、2017年の検挙件数は7,133件だったのが2018年になると13,025件と実に1.5倍まで検挙されています。

県によってはヘリコプターを導入して高速道路での車間距離保持義務の取り締まりを行ったりもしています。

ですが車間距離保持義務違反の罰則としては、罰金が原付5,000円~大型車12,000円と甘い内容。点数も1~2点減点だけです。

上で説明したように「自分を正当化」するあおり運転者にとっては罰金も減点もさほど痛手にならない罰則と言えるでしょう。

常磐道あおり運転

2019年8月10日常磐道で起きたあおり運転&暴行事件はこの記事を書いている時点ではまだ裁判も始まっていないので注目するところですが、専門家の意見によると、常磐道のあおり運転と傷害事件の判決予想は、

●傷害事件の罰則「15年以下の懲役または50万円以下の罰金」

●道路交通法(車間距離の保持)違反

くらいでしか判決を下せないのではないか?とのことで、暴行罪「2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料」も加えることが出来るか否かではないか?とのことでした。

上で説明した「あおり運転をし易い輩」が事件、事故を起こしてしまった場合は是非とも永久免許停止にしたいところですが、そこはまだ法律が定まっていない(追いついていない)のが現状です。

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あおり運転に関する法整備

法律

とはいえあおり運転に対して世間の反応は強いため、政府も法整備に乗り出したようです。

「あおり運転厳罰化へ 国家公安委員長、道交法改正目指す」

という2019年8月30日付の新聞記事をかいつまんで説明すると、同年8月30日に山本順三国家公安委員長が閣議後の記者会見で「厳罰化を含め、違反の規定のあり方について検討したい」と述べたとのことで、「厳正な取り締まりや積極的な行政処分を推進している」と強調している。

道路交通法にあおり運転を禁止する規定を新設する案や、高速道路等で「車間距離保持義務違反」の罰則(3月以下の懲役または5万円以下の罰金)を重くする案などがある。

罰則を重くするのは賛成だけど、事が起こってからでは遅いですからね。あおり運転がなるべく起こらないようにするにはどうしたら良いか?も議論してもらいたい。

幾ら罰則を強化したところで、いまだに飲酒運転やってるバカも多いですから。酒の販売も無くして禁酒法を発令した方が良いでしょう。(まあそれは極論ですが)

例えば飲酒運転を減らすには飲酒をしている人は絶対運転ができないようなシステムを車に付ければよいわけで、呼気センサーだけだと他人の呼気でエンジン始動した後に飲酒者が運転することも可能になってしまうので、運転者本人が飲酒をしていないことがわかるようにすれば良いのではないか?

●ハンドルに指紋認証センサーを付ける

●運転席に座っている状態でないと呼気センサーに届かない

●運転席に座らないと脈拍センサーや脳波センサー網膜センサーが作動しない

●運転席から離脱するとエンジンが停止する

こんな感じで飲酒者は運転できないようにできないものか?

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あおり運転者があおり運転できなくなる未来を予想

あおり運転

上で説明した飲酒運転ができないシステムのようにあおり運転者が運転できないシステムを考えてみたけど、機械的なシステムだけでは難しい課題だ。

●法的に罰則を強化・・・軽度~重度の度合いによって罰金、減点、免停期間、免許取り消し期間、永久免はく奪を設ける

●免許取得時、更新時の適性検査による免許交付及び更新可否を設定

●自動車にはドライブレコーダーの設置義務

法的な罰則の強化はもちろん早く進めてもらいたいが、適性検査による免許交付及び更新可否も検討してもらいたいです。

以前「キレ易い世代」として17歳くらいの犯罪が増えているというのが話題になった時期がありました。

キレ易くなった原因として「ゆとり教育」や「紙おむつ」などが原因ではないか?ということでした。

「紙おむつ」が何故キレ易さにつながるかというと、昔は紙オムツなどではなく布製のオムツだったので、赤ちゃんが大小便を漏らすと気持ちが悪くなってすぐ泣いていたのが、紙オムツが当たり前になったことで泣かなくなったそうです。

泣かない赤ちゃんが増えたせいで「我慢が出来ない」人間に育ってしまったという説。

キレ易いのかどうかが何らかの検査で判るのなら、運転免許の取得時や更新時も適性検査をすれば判るのではないかと思うのです。

「サイコパス診断」というのも最近流行りですからね。

自動運転技術の向上も良いですが、それに合わせて全車ドライブレコーダーを標準装備してもらいたもんです。

厄介なのは、あおり運転者を誘発するような行為があったか無かったか。

あおり運転者があおり運転をする経緯に至った原因として、「後続車からパッシングされた」「クラクションを鳴らされた」などが良く上げられます。

坊主があおり運転

↑2019年の1月20日に起きたあおり運転では出てきたのがお坊さんでビックリという内容でしたが、この時の動画を観る限りでは、お坊さんのクラウンが左側から出てきた際、後ろの車(ドライブレコーダー撮影をしていた車)との車間はそれなりにあったにも関わらす、後ろの車がパッシングしたせいでお坊さん「激おこぷんぷん丸」になったともとれます。

あおり運転をし易い輩の怒りの琴線に触れてしまったわけですが、そういう行為を誘発しないようにするのも大事です。

なので実際はどちらに非があるのか(勿論結果的に暴力にうったえる輩は非がありますが)がちゃんとわかるドライブレコーダーの標準装備義務化は早く進めてもらいたいもんです。

たとえド田舎のおじいちゃんが乗っている軽トラですらドライブレコーダーが無いと運転してはダメということにしてもらいたい。

あおりたくてもあおったら即証拠が残る環境になればあおり運転も減ると思うのですが、皆さんはどう思いますか?

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